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Into the Woods
森のなかへ
INTO THE WOODS #001
山梨小金沢のぶな林
Beech woods in KOGANEZAWA
YAMANASHI, LATE AUG
夏も終わりころの森。
山梨県から大菩薩嶺に向かう途中の1500メートルから1800メートル台の山尾根がある。
その静かなぶな林には、木を含めた、苔、きのこ、神秘的な植物の営みが感じられる
人のあまり入らない地味な山だけれど、
夏でも、日差しの直接入ることのない薄暗い森の中は、神秘的で、苔むしたみずみずしさは、やわらかなぬくもりを感じ、心地よい。
夏風は木に香りを運ぶ
粘土のように固まった土から顔を出すのは容易ではない。
天気がままならない季節。雲の上には、雷様に仰せつかった用事を忘れた見習いの雷さんだっている。しとしと雨の降っている日には、どこにも行けず、居眠りする。
夏の雨の寒さにじっとしているひととき
蝉の声が落ちてくる
万緑やわが掌に釘の痕もなし 山口誓子 ーー 盛んな暑さ、蝉の騒がしい声、時折、木々の陰にむっとする湿気の運んでくる土や生き物の混じった匂い。
山梨県・小金沢連峰(2014年8月)
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