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- Into the Woods -

​道志・雨降山

INTO THE WOODS #004

雨の雨降山 - 梅雨

盆のころ、雨の山。山梨上野原の雨降山。雨に降られて、傘さしての山行。そこここで、きのこを見つけながらの下山。

Afuriyama Under the Rain

Doshi, in July

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高川山は富士山を観に来る山。駅からそのまま登り、尾根づたいに大月まで紅葉の中を歩く。

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悔し涙もすぐに晴らす空がある。

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一歩一歩かさかさ音を鳴らしたり、なるべく音をたてないようにしたり、ゆつくりと踏みしめながら歩いたり。

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ときどき空に水面を見ることがある

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​風神の巾着袋

風神の落とした風の詰まった袋のおかげで、一瞬にして葉はなくなり、枝葉こんがらがってしまった。風神はお詫びにいい匂いのする袋を置いて行ったという。

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いつも思う

どこからがはじまりで、どこまでがおわりなのか。

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落ち葉のなかから二十センチくらいの小さな男の子が出てきて、木の間をジグザグに行ったり来たりしながら、木を一本一本さわっては走りまわっていた

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夏目漱石によれば、男っていうのはすれ違う女の七十パーセントかに恋着するという統計があるそうな。

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いろいろな葉っぱに会いました。

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赤錆びのようにざらつく紅葉もある。

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むすび山からふり向けば富士山。今日はいつも一緒だった。

山梨、高川山周辺にて、晴れ(2017年11月)

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