top of page

音羽護国寺・五月

2018-0515_time09-32-26_DSCF7710_248241.j

 東京音羽の護国寺の境内には、数多くの猫が、たのまれもしないのに住んでいた。

Neko Janken Vol.1

​- Zoshigaya in spring

 東京音羽の護国寺の境内には、数多くの猫が、たのまれもしないのに住んでいた。

 寺の表側の入口の門から本堂の境内までは、長い石の階段がつづいている。夏の朝などは、まだ冷んやりとした石段に、点々と猫たちが佇む。

Related Stories

Go to 

Photo Gallery

2018-06 雑司が谷路地0113.jpg

Next

Article

2014 猫じゃんけん01_15.jpg

 境内の山門に近い高みに座っている猫。一段ずつ下りる猫。三角形に陣をなす三匹の猫。

2014 猫じゃんけん01_16.jpg

そして、日の差してくる七時過ぎまでは、いろいろな猫が集う場所だった。

森のなかへ

雨のなか、箱根の山

2014 猫じゃんけん01_20.jpg

​じゃんけんぽっ

2014 猫じゃんけん01_7.jpg

−− チ ヨ コレエ ト

−− チヨコレエト −−苦労して小さな手でチョキを出す努力家が猫には多いが、きやつらが、一列になって階段じゃんけんのはじまったのを見たことがない。

森のなかへ

INTO The Woods

 寺の表側の入口の門から本堂の境内までは、長い石の階段がつづいている。夏の朝などは、まだ冷んやりとした石段に、点々と猫たちが佇む。

bottom of page