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東京音羽の護国寺の境内には、数多くの猫が、たのまれもしないのに住んでいた。
Neko Janken Vol.1
- Zoshigaya in spring
東京音羽の護国寺の境内には、数多くの猫が、たのまれもしないのに住んでいた。
寺の表側の入口の門から本堂の境内までは、長い石の階段がつづいている。夏の朝などは、まだ冷んやりとした石段に、点々と猫たちが佇む。
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境内の山門に近い高みに座っている猫。一段ずつ下りる猫。三角形に陣をなす三匹の猫。
そして、日の差してくる七時過ぎまでは、いろいろな猫が集う場所だった。
森のなかへ
雨のなか、箱根の山
じゃんけんぽっ
−− チ ヨ コレエ ト
−− チヨコレエト −−苦労して小さな手でチョキを出す努力家が猫には多いが、きやつらが、一列になって階段じゃんけんのはじまったのを見たことがない。
森のなかへ
INTO The Woods
寺の表側の入口の門から本堂の境内までは、長い石の階段がつづいている。夏の朝などは、まだ冷んやりとした石段に、点々と猫たちが佇む。
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