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LIFE IN PICNIC
STORY
LIFE IN PICNIC #004
- LIFE IN PICNIC -
あなたの、ぼくの、いた場所
記憶とは、はかなくていとおしい。
『君の名は』ーーそんなことを思い起こす、映画だった。
いろいろな人と会い、波を起こしては消えていく。いろいろなことを経験し、熱くなったり、満足したり、忘れていったり。
消え入る記憶をとどめようとして、記憶が薄れ、何を思い出そうかさえ、覚えていない。かすかに何かあったような、現実のような夢のような、ぼんやりした心のひっかかりだけが、手の指紋の上に刻んだ古傷のように残っている。
消え入ってしまうとしても、出会う人びととの交流や、この世での経験は、いとおしいものだと、寝る前の布団のなかで思った。
2018年1月 (#004)
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