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Into the Woods
森のなかへ
INTO THE WOODS #006
富士と紅葉と - 初冬
Fuji, Koyo Trail to Ootsuki
Takagawayama, Nov
初冬の紅葉の森を尾根歩き。
黄色、赤、オレンジ、いろいろな色に染まる葉っぱと出会い、小春日和に身をまかせる。
高川山は富士山を観に来る山。駅からそのまま登り、尾根づたいに大月まで紅葉の中を歩く。
悔し涙もすぐに晴らす空がある。
一歩一歩かさかさ音を鳴らしたり、なるべく音をたてないようにしたり、ゆつくりと踏みしめながら歩いたり。
ときどき空に水面を見ることがある
風神の巾着袋
風神の落とした風の詰まった袋のおかげで、一瞬にして葉はなくなり、枝葉こんがらがってしまった。風神はお詫びにいい匂いのする袋を置いて行ったという。
いつも思う
どこからがはじまりで、どこまでがおわりなのか。
落ち葉のなかから二十センチくらいの小さな男の子が出てきて、木の間をジグザグに行ったり来たりしながら、木を一本一本さわっては走りまわっていた
夏目漱石によれば、男っていうのはすれ違う女の七十パーセントかに恋着するという統計があるそうな。
いろいろな葉っぱに会いました。
赤錆びのようにざらつく紅葉もある。
むすび山からふり向けば富士山。今日はいつも一緒だった。
山梨、高川山周辺にて、晴れ(2017年11月)
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